アイストマトバズーカのゲーム制作日記

いろいろ超初心者がゲーム制作に挑戦。現在RPGツクールMZでフリーゲーム制作中。フリー素材も作って置いてます。

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少しだけ複雑なレバー操作で開くドアを作ってみる【RPGツクールMZ】

こんにちは。ITBです。

 

今回は少しネタバレ回。

 

RPGツクールMZのチュートリアルにはレバーを動かして開く扉を作る解説があります(チュートリアル ステップ11:イベント応用3 扉)。

これを応用して特定の順番にレバー操作をすることで扉が開くような仕掛けを作りたいと思い、やってみました。

 

なぜわざわざ複雑にするかといいますと、このような仕掛けを作るとゲームに謎解き要素なんかを加えることが出来るようになるためです。

 

作ったものは謎解きと言うほど難しいものではないのですが、こういうのが1つあるとゲームが単調になりにくいかな、と思ったのです。

謎解きメインのツクール作品だとよくある仕掛けですね。

 

方法は様々ですが1例として私の方法を紹介します。

 

では作っていきましょうo(`・д・´)ノ

 

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扉とレバー

まずこんな感じに扉とレバーを並べました。

右に3つ並んだレバーを下記のように操作すると左の扉が開くようにします。

①レバーを3つとも下げる

②黄色のレバーを上げる

③青のレバーを上げる

レバーを3つ下げるときの順番は問わないものの、その後は黄→青の順に操作しないと扉は開かない仕組みです。

上記順番で操作しなければもちろん扉は開きません。

 

まずは赤レバーのイベントから。

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赤レバー1

チュートリアルとほぼ内容は同じでレバーを動かすだけの内容。SE鳴らして、"スイッチ"をON。このときセルフスイッチではなく個別のスイッチにします。

”移動ルートの設定”コマンドはレバーの動きをつけるためのものです。これをつけると段階的に絵が変わるためアニメーションっぽくなります。チュートリアルのように無くてもOK。

オプションは"向き固定”、プライオリティ"通常キャラと同じ"、トリガー”決定ボタン”。

 

次に赤レバーのイベントページ2ページ目。

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赤レバー2

ここからチュートリアルと違ってきます。チュートリアルでは1つのレバーを1度動かしたらドアが開くため、レバーを元に戻すイベントは必要ありませんでしたが、今回作る仕掛けは戻せるようにしなければいけません。

SE鳴らして、移動ルートの設定は1ページ目と逆向きに。1ページ目でONにしたスイッチをOFFにします。さらに画像では「洞窟スイッチ1」というスイッチをOFFにするコマンドを入れてますね。

「洞窟スイッチ1」は扉を開けるための①~③の動作の内、”レバーを3つ下げた後に黄色のレバーを上げた”という動作の判定に使っています。

つまり「洞窟スイッチ1」がONのときは扉を開ける動作の①と②の後、とういうこと。その後は③の青レバーを上げれば正解ですが赤レバーを上げたら不正解ですよね。

なので赤レバーを上げた時点で「洞窟スイッチ1」はOFFにしなければならないのです。

 

黄レバーのイベント↓

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黄レバー1

構成が赤レバー2ページ目のようになってます。移動ルートの設定はもちろんレバーを下げる方向(赤レバー1ページ目と同じ)。スイッチは黄レバー個別のスイッチにします。そして「洞窟スイッチ1」をOFF。繰り返しになりますが動作①と②の後は③の青レバーを上げるのが正解で黄レバーを下げるのは不正解だからです。

 

黄レバー2ページ目

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黄レバー2

少しだけ複雑に見えますがそんなに難しくはなく、2ページ目がレバーを上げるイベントであることに変わりありません。

レバーを上げるということに必要なコマンドの後に条件分岐が入っています。

先ほど説明した「洞窟スイッチ1」。動作①と②が行われたときにON、と説明しました。これを条件分岐でつくっています。

画像の条件分岐部分を訳すと”赤レバー、青レバーが両方下がっているときに黄レバーを上げたら洞窟スイッチ1をONにする”です。黄レバーを上げるという動作は当然黄レバーが下がっている状態から行うのでこれで動作①と②が行われたことになりますね。

 

次は青レバーのイベント

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青レバー1

構成は赤レバー1ページと同じ。スイッチは個別にして名前を「洞窟スイッチ青」としています。青レバーを下げたよっていうスイッチですね。黄レバーの条件分岐で使ったやつです。

 

青レバー2ページ目

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青レバー2

青レバーを上げるイベントなので動作③のイベントになりますね。作りは簡単。

レバーを上げるコマンドの次に条件分岐、条件は「洞窟スイッチ1」がON。

これで①~③の動作が全て行われることになるのでその判定のために新たにスイッチ「洞窟スイッチ2」を作ってONにしてます。

 

最後に扉のイベント

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扉イベント

チュートリアルと同じようにコマンド無し、画像無しにしてもいいのですが、折角ここまで作ったのでレバーと同じように扉にも動きをつけましょう。

イベントページ2ページ目の出現条件を「扉スイッチ2」、トリガーを”自動実行”にします。

SEと絵が動作するよう移動ルートコマンドを入れて、セルフスイッチをON。

最初にウエイトを入れてるのは最後のレバー操作と扉が開く動作が全くの同時だと違和感を感じたからです。

イベントページの1ページ目は開かない扉用なので画像だけ扉を選んでコマンド無しか「開かない」等の文章表示だけです。3ページ目は画像無しで扉の先へ進む移動コマンドです。出現条件は2ページ目でONにしたセルフスイッチ。

 

これで完成です。レバー操作は何度でもやりなおせますが①~③の順に動かさなければ扉は開きません。ちなみに扉が開いた後もレバーは動かせます。もちろん何も起こりませんが。

 

最後に大事なことを1つ。

 

プレイヤーが正解を知るヒントを必ず作って下さい

(当たり前かw)

 

結構な長文になってしまいました・・・。

こういう説明ってムズカシイ(-公-;)

ていうか記事のネタに困ってるんだから2回に分けたらよかった。

書いてから思いついたわ、くそー( ;-`д´-)

 

 

 

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レバーで開くよ

ちょっと久しぶりのランチャーくんと拳銃娘。

レバー操作はなんか楽しい。 

 

 

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