こんにちは。
前回使ってみたモデリングツール、Blenderをもうちょっとさわってみます。前回は円筒形に厚みを持たせた文字をくっつけただけでした。
もう少し図形を変形させたりして有用なものも作りたいですね。
というわけで今回はこれを作ってみたいと思います↓
武器(フライ返し)です。ペイントツールのCLIP STUDIOのアセットストアでは3D素材もありまして、探すとターナー(フライ返し)も見つかるのですがこの適当に描いた絵のような武器になりそうなやつは無かったんです(ねぇよ)。
なので作ってみようという訳です。１度作ってしまえば何度も素材として使用できるわけですから便利ですよね。
まずは前回のように円柱プリミティブの追加。追加→メッシュ→円柱です。
左上のモードを"編集モード"にしてその右にあるアイコン、四角っぽいヤツを選択します。これは図形の"面"を選択できるようにするアイコンです。その隣には”辺”、”点”を選択できるようにするアイコンが並んでいます。
上面を選択して視点を真上からにします。視点の変更は右上の軸の絵をドラッグすることでできますが、ｘ、ｙ、ｚ、それぞれの文字のところをクリックするとその軸方向の正面からの視点にできるのでｚをクリック。
Ｓキーを押しながらマウスを動かすと選択した面の拡大、縮小ができますので真上からの視点で縮小します。
横から見るとこうなります。
底面も同様にして円柱の太さを変えます。
次は長さを変えたいので側面を選択するのですが側面は複数の面から成るので範囲選択します。右上にある四角みたいなアイコンをクリックして透過表示にし、マウスをドラッグして円柱の側面を選択します。透過表示にしないと裏側が選択されません。
これでさっきのようにｓキーとマウスで拡大・縮小ができるので拡大します。
全体的に大きくなったので上面、底面を再度調整しました。
柄の部分が完成したので次のパーツを作成します。立方体を追加して面の一つを押し込むことで薄い板状にします。押し込むのは面を選択してＥキー+マウス操作です。
うまく行かない場合もあるのでプリミティブ追加時に立方体でなく平面を選択して押し出しで厚みをつける、というのもアリです。
板状にしたら形を整えます。左上の選択を”辺”のやつにして角の辺を選択します。
この状態で移動操作(Ｇキー+マウス)をすると角の位置が変えられるので板の形状が変わります。
視点操作と移動操作を駆使して形を作ります。
こんな風に。
面の挿入や面の削除で穴をあけることもできます。こうやってパーツを次々と増やして繋げていきます。
使用した操作は下記のとおりです↓
・プリミティブ(図形)の追加：左上の”追加”→プリミティブの選択。
・面の選択：編集モードで左上のアイコン、右のやつ。
・辺の選択：編集モードで左上のアイコン、真ん中のやつ。
・点の選択：編集モードで左上のアイコン、左のやつ。
・透過表示：右上の四角が重なっているようなアイコン。
・視点の変更：右上の３色の軸のアイコンをドラッグ/x,y,zのクリックで正面。
・移動：Gキー+マウス
・拡大/縮小：Ｓキー+マウス
・回転：Ｒキー+マウス
・押し込み：Ｅキー+マウス
・面の挿入：面を右クリック→面を差し込む
・面の削除：面を右クリック→面を削除
できました。拡大してよーく見ると繋ぎ目が甘かったりするのですがまぁいいでしょう。なんかうまいやり方がもしかしたらあるのかも知れません。
ファイル→エクスポートからCLIP STUDIOで読み込める形式で出力します。この中だとobjかfbxかな？
今度はClip Studio で読み込みます。ファイル→読み込み→３Dデータ。
無事に読み込めました！！
うん、武器になりそう(ﾟ∀ﾟ) デフォ武器の完成だー(∩´∀｀)∩
今回はここまでです。ありがとうございました。
