こんにちは。RPGツクールMZでフリーゲームを制作中ですが進捗は芳しくないITBです。
前回の記事で新たな素材が必要なところまでオープニングイベントの制作を進めたと書きましたが、その新たな素材っていうのはアニメーションです。
RPGツクールMZにはデフォルト素材として主に戦闘時のためにかっこいいエフェクトアニメーションがいくつか用意されています。
そしてそのアニメーションはeffekseerというフリーのアニメーション制作ツールで作成できるようです。
素材を作るためにとりあえずeffekseerをインストールしてみたのですが、作りたいアニメーションとはちょっとイメージが違う感じだったのとなんだか難しそうだったので使い方を調べる前に断念しましたｗ
魔法とか剣で切るようなカッコイイエフェクト演出を作るにはいいのでしょうが、今回欲しいのはそういうのじゃなくて、もっと単純でコミカルな、言い換えればチープなアニメーションなのです。
使いこなせば何でもできるのかも知れませんが、最初からイレギュラーな使い方を学ぶのは大変そう( ;-`д´-)
というわけで今回はコモンイベントを使って簡易アニメーションを作ります。
//2022年1月4日 追記//
RPGツクールMZのバージョンアップにより、本記事の方法以外でもピクチャの切り替えによるアニメーションが作成可能になりました↓
//追記終わり//
作るアニメーションは「ボカスカ」。漫画のケンカシーンなんかでよくあるもくもくした”アレ”。あれってなんなんでしょうね。埃？
素材を探してみたのですが意外に見つかりませんでした。そうなったらもう描くしかありません(´･ω･`)
画像を2枚用意してみました。
チープでしょｗ マップイベントで使うからいいんです、これくらいで。
外側用と内側用でファイル名はbokaとsukaですｗ
この2枚の画像を大きくしたり小さくしたりしてボカスカを表現してみます。
コモンイベントに↓のようにコマンドを入れます。
①トリガーは並列処理にします。これによってアニメーション動作中もプレイヤーはゲームを操作することができます。
②このイベントを開始させるためのスイッチを指定します。名前をボカスカにしました。
③後で画像を表示させる座標を簡単に変えられるよう、先にX座標とY座標用の変数を置きます。
④そしてピクチャの表示。ポイントは座標を変数にしていることと、原点を左上ではなく中央にしていること。左上にすると2枚の絵が左上を基準に揃えられてしまうので内側に置きたい絵が中央にきません。
⑤2枚のピクチャを大きくしたり、小さくしたりをループさせてます。上に置きたいsukaを下に置きたいbokaよりもピクチャ番号を大きくします。bokaは10フレームに1度、大きさ100％⇔90％を繰り返し、sukaは5フレームに1度大きさ90％⇔80％を繰り返す、というコマンドになっています。
コモンイベントはこれだけ。
前々回の記事、立ち絵の表示と似たようなものですね。
デフォルトのアニメーション「打撃/必殺技2」と併用して実行してみます。
※実行するためのコマンドは"コモンイベント"ではなく"スイッチ操作"です！
自分的にはいい感じのチープさになったと思ってます。
カッコよさを求める場合にはたぶんこの方法は向きません。
サンプルコマンド↓
全部は1画面に入りきらなかったですが大事なのは「スイッチの操作」on/offに挟まれた場所です。コモンイベントではピクチャの表示/切り替えをするのみですのでスイッチをoffにしてもピクチャは消えません。別コマンドで「ピクチャの消去」をしています。
上側にある”向き固定”は不要でしたねｗ
制作中ゲームで使ったイベントをコピペして編集したのでこうなってしまいました。
"透明化"はアニメーションの読み込みが遅かった場合を考えて入れました(キャラチップが重なったら変と思った)がこれも要らないかな。
今回は極簡易アニメーションということでeffekseerを使いませんでしたが どのみち必要になるんじゃないかと思うので初歩的な使い方くらいは近々調べてみようと思います。
今回はこれまでm(´･c_･` )m
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