こんにちは。久しぶりにRPGツクールを起動しましたITBです。
今作っているフリーゲーム(RPGツクールMZ)で会話中に立ち絵を表示させようと思っています。そういったプライグインも結構存在するのでたぶん最終的にはそれらを使うことになると思いますが初心者向けということで今回はプラグインを使わない基本の方法を解説しながら操作のおさらい回にします。
ただし、私自身も初心者ですのでこの記事の方法が絶対なわけではなく、他にいい方法とかあったら全然それでいいと思います。
- 絵の準備
- コモンイベントからピクチャの表示編集画面立ち上げ
- ピクチャの表示コマンド編集
- ピクチャの移動コマンド編集
- コモンイベントを実行するイベントの作成
- ピクチャを非表示にするコモンイベント作成
- 会話イベントへ画像非表示のコモンイベントを設置
絵の準備
まず、イベントコマンドのピクチャの表示で使う画像はpicturesフォルダ内の画像ですので使いたい立ち絵(png形式)をその中に入れておきます。
場所はRMMZ/プロジェクト名のフォルダ/img です。RMMZはデフォルトであればドキュメントフォルダにあると思います(windowsの場合)。
因みに保存するファイル名は必ずアルファベットを使うことに注意。仮名や漢字を使ったりするとエラーの原因になるようです。
そして立ち絵を表示するコモンイベントを作成します。
コモンイベントからピクチャの表示編集画面立ち上げ
①最初の画面の上にあるデータベースのアイコンをクリック。
②コモンイベントを選択。
③何番のコモンイベントにするか選択。最初に4つありますが増やす場合は下の「最大数の変更」から増やせます。
④任意のイベント名を入力。
⑤実行内容をダブルクリック。
⑥イベントコマンドの2ページ目、「ピクチャの表示」をクリック。
ピクチャの表示コマンド編集
拳銃娘の絵を描いて「KenjyuMusume」というファイル名でpicturesフォルダに入れておいたのでイベント名を「拳銃娘立ち絵表示」にしました。
①ピクチャ番号は同時に複数の絵を表示させたりする場合に絵毎に違う番号にしたります。今回は1枚だけの表示なので1にしておきます。ガンガン絵を表示させる場合には何番が何用かを決めてメモしておくと良いと思います。
②「・・・」をクリックするとpicturesフォルダにあるファイルから画像を選択できます。
③表示させる座標を入力。X座標は大きいほど右、Y座標は大きいほど下に表示されます。そのまま表示させたい場所の座標を入れても良いのですが表示するときに右画面外からスライドして表示するようにしたいのでサンプルではX座標を大きくしました。
④絵の大きさを変えたり半透明にしたりしたい場合はここを編集します。
ピクチャの移動コマンド編集
絵をスライドインさせるためにピクチャの移動コマンドを入れます。
①イベント実行内容の先ほど作った「ピクチャの表示」のすぐ下をダブルクリックしてピクチャの移動を選択。
②ピクチャ番号はさっき"ピクチャの表示コマンド編集"で行った①の番号と同じにします。
③表示する画像の座標。右からスライドインさせるためX座標をさっきより小さくしてY座標は同じにします。
④移動時間を入力。小さいほど早くなります。「完了までウエイト」は好みです。移動完了まで会話を表示させないか、させるかの違いになります。
コモンイベントを実行するイベントの作成
これで"表示"のコモンイベントが完成。座標や移動時間はテストプレーを繰り返して調節します。コモンイベントを実行するイベントを作っておきます。
通常のイベント編集でコモンイベントを呼び出します。
①イベントコマンドの1ページ目にあります。
②作ったコモンイベントを選択。
ついでに会話部分も作っておきます。コモンイベントの直下に文章の表示コマンドを追加。
これでテストプレーすると気づくと思いますが、これだけだと会話が終わっても画像が表示されたままになってしまいます。そのため、非表示にするイベントが必要になります。
普通のイベントコマンドの「ピクチャの消去」を使って設定したピクチャ番号の画像を消しても良いのですが、表示のときにスライドインさせたため、スライドアウトするコモンイベントを作ってそれらしくします。
ピクチャを非表示にするコモンイベント作成
①データベースのコモンイベントを選択し、さっきとは違う番号でコモンイベントを作成。
②ピクチャを表示させたときの”最初の座標”へ移動するコマンドを設置。
③「ピクチャの消去」コマンドで当該番号の画像を消去。
このコモンイベントをさっきの会話イベントの最後へ入れます。
会話イベントへ画像非表示のコモンイベントを設置
立ち絵の表示と非表示のコモンイベントで「文章の表示」コマンドを挟むようにしたらOK。会話が増えるとそこそこ手間になりますが、すべてを通常のイベントコマンドで行うよりは手間が省けます。
コモンイベントはこういう使い方をするものだと思っていますが違ったらごめんなさい(。-人-。)
↓テストプレー
↓使った絵(らくがき)
さて、プラグイン探すか・・・( ̄∀ ̄)
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