こんにちは。
フリー素材を公開するためのページを作る企画第2回目です。
前回はGoogleドライブに置いた素材ファイルを自ページからワンクリックでダウンロードできるリンクを作りました。
これだけでも素材の配布ならできます。
しかし今まで他サイトでのみ公開していたのはダウンロード数を知りたかったからで、できれば自前のページを作ってからも把握したいところです。
単に自作ゲームのために作ったものを置くだけなんですが使われてるって実感が欲しいのです|д゚) モチベーションの供給源が欲しいのだ|д゚)
今回はそのための準備です。
Googleドライブだけではダウンロード数を把握することは出来ないらしく、そのためにGoogle analyticsっていうサービスを使ってみようと思います。
Google analyticsはwebサイトのアクセスを分析できるっていうサービスでして、アクセスが多い時間帯とか端末だとかいろいろわかるのですが設定次第で特定のリンクのクリック数もどうやらわかるらしいのです。
まずはGoogle analyticsにログインしてサイトを分析できるようにしなければなりません。
私は以前から登録しておりましたがなんかGA4(グーグルアナリティクス4)って新しいやつに移行中のようなのでこの機会にざっと登録手順を書いておきます。2023年3月現在の方法です。(既に登録済みの場合でGA4に切り替える方法は後述します)
Googleアカウントでログインします↓
「測定を開始」をクリック。
アカウント名を入力して「次へ」をクリック。
プロパティ名を入力。プロパティ名ってなんぞ?って思いますがWEBサイトを複数運営している場合はサイト毎に名前をつけるものっぽいです。タイムゾーンと通貨もセットして「次へ」をクリック。
アンケート的なものに答えて「作成」をクリック。
この後利用規約が出てくるので読んだ後に同意するとアナリティクスの画面が出てきます。
上に「ストリーム設定に移動」というボタンが出ていればそれをクリック、なければ左下の歯車マーク、「管理」をクリック。
「管理」をクリックした場合中央上くらいにデータストリームがあるのでクリック。
WEBページのURLを入力して進むとタグ生成の手順に移ります。タグとか言われてもなんのこっちゃって人もいると思いますがWEBページのHTML編集をする画面に貼り付けることで分析データをグーグルアナリティクスのアカウントへ飛ばすようになるコードのことです。
右上の「手動でインストールする」をクリック。
コードが出てきました。JavaScriptですね。ここに書いてある通り、通常は分析したいページ全てにこのコードを貼り付ける必要があります。
<head>要素の直後って書いてありますけどわからない人も多いのでは?</head>ってなってるとこの直後ってことです。要はそのページでJavaScriptが動けばいいので元のHTMLを崩さなければ別にページ中のどこでも、ブログなら記事中でもいいんじゃないかと思います(未検証)。
JavaScriptの基礎に興味がある方はこちらもどうぞ↓
はてなブログの場合、アナリティクス用の設定があってコード全てを貼り付ける必要はありません。
設定→詳細設定→解析ツールのGoogle アナリティクス4埋め込みという欄にコード中のG-で始まるIDを入力することで全てのページにタグが適用されるようです。
(画像の例でいうとG-M7PYB6QLDTの部分です。ちなみにこのIDはテスト用で実際には使っていません。)
設定完了です。
データが反映されるには数日かかるそうです。
旧IDからGA4へ移行する場合は管理画面の「GA4設定アシスタント」から手順に従って操作するとデータストリーム設定になるのでそこからは上記のタグ設定方法と同じ手順になります。
さて、ここからリンククリックの検知です。
レポート→イベント→イベント名→CLICK と進みます。
過去30分のイベントというところでパラメータ名をLINK_URLにしたとき、テスト用のダウンロードリンクをクリックしてみるとグーグルドライブのURLがパラメータ値となってクリック数が表示されるようになっています。
つまりダウンロードリンクをクリックしたという情報はアナリティクスに飛んでいる、ということになります。
あとはこれの累計だったり、どのリンクがどの素材とか、もっと見やすくカスタマイズできれば目的は達成されるわけです!
いまのところここまで。果たして出来る日は来るのか!?
次回↓
らくがき。
背景、トマトは素材使用です。